高級住宅のLDK

「高級住宅」と聞くと、広いリビングや高価な建材・設備のイメージが浮かぶ方が多いです。

しかし、住む人にとって本当の意味での高級住宅は、ただ費用をかけて設備グレードを上げれば建てられるものではありません。

高級住宅に必要なものは、かかった金額や建材・設備のグレードではなく、住まいで過ごす時間の質と言えます。

この記事では、高級住宅の本質を「理想の暮らしから逆算する家づくり」という視点で捉え直します。

上質な住まいをつくるための考え方と、住宅会社選びのポイント、施工事例まで紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

このコラムのポイント
・高級住宅の形は人それぞれであり、ライフスタイルや好みを反映してトータルコーディネートすることが大切です。
・海が見える環境やプライベートサウナなど、理想の暮らしを実現した高級感のある注文住宅の施工事例を紹介します。
・施工事例のバリエーションや土地選びのサポートなど、ハウスメーカーや工務店を選ぶときのチェックポイントを押さえましょう。

高級住宅とはどんな住まいなのか

まずは、高級住宅の基本的な定義や考え方について、改めて考えてみましょう。

天然木や大理石などの建材、ビルトインガレージや吹き抜けリビング、サウナや全館空調など、高級住宅と聞くとこのような建材や設備をイメージする方が多いです。

しかし、これらの要素はあくまで高級住宅を実現するための手段であり、ただ高価な建材や設備を採用しただけでは理想の住まいを建てることはできません。

高級住宅の定義は人によって異なり、広い土地に建てた開放的な平屋、都市の利便性を活かしたコンパクトで洗練された空間など、理想の住まいの条件はさまざまです。

すべての人に当てはまる正解はなく、誰かの「いい家」をそっくりそのまま真似しても、ご自身にとって理想のマイホームになるとは限りません。

本当の意味での高級住宅とは、住む人のライフスタイルに合わせて、日々の暮らしの質を高め、我が家で過ごす時間そのものを豊かにした住まいのことです。

例えば近年、「リトリート」というコンセプトを住まいに取り入れるケースが増えています。

リトリートとは、日々の喧騒から離れ、心身をリセットする場所や時間のことです。

高級旅館やリゾートホテルの心地よさや非日常の考え方を取り入れることで、高級感があり豊かな暮らしを送れる住まいをつくることができます。

リトリートハウスについてより詳しく知りたい方は、こちらの関連コラムもあわせてご覧ください。

〈関連ページ〉関東でリトリートハウスを建てよう|おうち時間を極上の休息空間に

高級住宅をつくるための要素

高級住宅のリビング

高級住宅を実現するための要素は複数あり、前述したように住む人のライフスタイルに合わせて考える必要があります。

ここでは、「内装」「設備」「構造」「外観・周辺環境」の4つの要素に注目し、理想の暮らしから逆算する考え方について解説します。

内装

高級感のある住まいをつくる上で、直感的な印象を左右する内装や空間の設計は大切な要素です。

無垢材のフローリング、漆喰や珪藻土の壁、天然石のカウンタートップなど、内装材の素材選びは住まいの印象を大きく変えます。

自然素材は経年変化とともに味わいが増し、長く住むほど愛着が深まります。

一方、金属や樹脂といった工業製品には均一な仕上がりや機能性というメリットがあり、どちらが優れているということではありません。

お施主様の好みやどのような空間を求めるのかによって、高級感をつくるための適切な素材が変わります。

天井高も空間の質に大きく影響するポイントです。

日本の戸建て住宅における標準的な天井高は2.4m前後ですが、2.7〜3.0m以上にすることで開放感が生まれ、同じ床面積でも広がりのある空間になります。

また、光の入り方に注目し、大きな窓から自然光をたっぷり取り込む設計や、照明計画によって昼と夜で異なる表情をつくることも、上質な空間づくりには欠かせません。

さらに、「余白」の意識も大切です。

物を詰め込まず、あえて空間にゆとりをもたせることで、高級旅館やホテルのような落ち着いた雰囲気が生まれます。

設備

高級住宅を建てるための設備選びで重要なのは、「グレードの高い設備を選ぶこと」ではなく、「その設備を選ぶ理由があるかどうか」です。

理想の暮らしから逆算して、本当に必要な設備を選ぶことが基本的な考え方になります。

例えば、電動シャッターは、高級住宅で採用されることが多い定番の設備です。

リモコン一つで開閉できるため毎日の手間を省くだけでなく、生活感や煩わしさを減らすことで、リゾートホテルで過ごすような時間をつくることにつながります。

プライベートサウナも、スパやフィットネスクラブに出かけなくても、自宅で心身をリセットできる環境づくりにつながる人気の設備です。

〈関連ページ〉サウナ付き注文戸建住宅のつくり方|理想のサウナアイデアも紹介

いずれも「高級だから選ぶ」のではなく、「その設備があることで、どんな暮らしが実現できるか」を起点に検討することが大切です。

外観

高級感のある住まいづくりでは、前述した建物本体だけでなく外観デザイン、さらに周辺環境にこだわることも大切です。

「その家からどんな景色が見えるか」「周辺にどんな環境があるか」も、住まいの上質さを大きく左右します。

高級旅館やリゾートホテルが立地にこだわるのと同じように、住まいの高級感は土地の選び方によっても大きく変わります。

窓の外に緑が広がっていたり、静かな住宅街に面していたり、遠くに山や海が望めたりする環境は、住まいの満足度や高級感を底上げしてくれる要素です。

外観デザインについては、周辺の街並みや植栽との調和も含めて考えることで、建物単体ではなく敷地全体として上質な印象をつくることができます。

外から見たときの佇まいと、中から見える景色の両方を意識した設計が、真の意味での高級住宅につながります。

土地探しの段階から住まいの設計を考えることが、理想の高級住宅への近道です。

構造

目に見えにくい構造についても、高級住宅を建てる際の重要な選択肢の1つです。

例えば、壁や柱の少ない大空間や、大きな窓から景色を採りこみたい場合は、一般的な木造より鉄骨造やRC造などの方が実現できる可能性が高くなります。

近年注目されているSE構法も、大開口・大空間を叶えるための有力な選択肢です。

ただし、構造はあくまで手段であるということを忘れないことが大切です。

一般的な木造住宅でも対応できる間取りなら、構造面のコストを抑えて内装や設備、土地など他の要素に充てた方が、満足度の高い住まいになります。

何のための構造選択なのかを、設計の段階でしっかり整理することが重要です。

高級注文住宅の施工事例

実際に、ここまで挙げてきたポイントにこだわって建てられた、高級感のある注文住宅の施工事例をご紹介します。

内外装や全体の雰囲気、具体的な間取りアイデアなどをぜひ参考にしてみてください。

事例①

海の見える高級住宅の外観

▶施工事例:開放感と非日常を味わう。リゾートの寛ぎを我が家で

海が見える立地を選び、リゾートホテルのようなくつろぎと非日常感にこだわった施工事例です。

高級住宅からの海の眺め

高台の立地を活かした大開口の窓からは海を眺めることができ、眺望と開放感のある空間になっています。

高級住宅のサウナ
高級住宅のジャグジー

プライベートサウナと屋外のジェットバスも、ただ高級感を演出するだけでなく、心からくつろげる住まいづくりの工夫です。

事例②

高級住宅のサウナの外観

一戸建てのご自宅だからこそ叶う、本格的なプライベートサウナを採用した施工事例です。

高級住宅のサウナの内部

5名がゆったり入れる本格的なフィンランドサウナの室内は、星を散りばめたような照明と内装デザインにもこだわっています。

高級住宅の水風呂

水温をコントロールできる水風呂も設置し、ご自宅に居ながら本格的なととのい体験ができる空間です。

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高級注文住宅のハウスメーカー・工務店選びのポイント

高級住宅のダイニングキッチン

高級住宅を建てる際、大手ハウスメーカーから地域密着の工務店まで、いわゆる高級住宅メーカーと呼ばれる選択肢は数多くあります。

具体的に、どのような基準で住宅会社を選ぶべきか重要なポイントをチェックしていきましょう。

施工事例のバリエーションから設計・提案力を読み取る

冒頭でお伝えした、本当の意味での高級住宅を建てる際は、住宅会社の施工事例の数だけでなくバリエーションにも注目してみてください。

お施主様ごとの「理想の暮らし」を実現した高級住宅は、同じプランの使い回しはできないはずです。

一見高級感がある施工事例がたくさんあっても、同じようなデザイン・間取りが多い場合は、対応力が低い可能性があります。

プライベートサウナを中心に設計した住まい、景色を最大限に取り込む大開口の空間、吹き抜けで家族のつながりを感じられる間取りなど、一邸ごとの要望に応えてきた施工事例のバリエーションが豊富な会社ほど、高級住宅の設計・施工に必要なヒアリング力と技術の幅があると言えます。

土地探しから一緒に考えられるかどうか

前のパートで解説したとおり、住まいの高級感や満足度は土地の選び方にも大きく左右されます。

そのため、建物の設計・施工だけでなく、土地探しの段階から相談できる住宅会社かどうかも重要な選定基準の一つです。

土地と建物を別々に考えると、「気に入った土地で理想の間取りが実現できない」「購入後に日当たりや景観の問題が発覚した」といったミスマッチが起きやすくなります。

土地の特性を理解した上で設計を進められる会社であれば、敷地の形状や周辺環境を活かした住まいづくりが可能になります。

私たち矢島建設工業は、「どんな暮らしをしたいか」という問いから家づくりをスタートする設計・施工会社です。

サウナやオーダーキッチンといった設備から、SE構法による大空間の実現まで、お施主様の理想の暮らしを叶えるための選択肢を幅広くご提案可能です。

また、土地探しの段階からサポートが可能なため、建物と土地を一体で考えた家づくりを進めることができます。

「何から始めればいいかわからない」という段階からでも、ぜひ一度ご相談ください。

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まとめ

高級住宅をつくるためには、高価な建材や設備をそろえるだけではなく、住む人の理想の暮らしを起点にトータルコーディネートすることが大切です。

建物本体の内装・外観デザインだけでなく、窓の外に広がる景色や周辺環境まで、「その人にとっての高級住宅」を構成する要素です。

ただほかの人が建てた高級感のある間取りやデザインを真似しても、理想の住まいにはなりません。

大切なのは、ご自身がどんな暮らしをしたいのかを起点に、必要な要素を逆算して選んでいくことです。

矢島建設工業では、暮らしのイメージがまだ漠然としている段階から、土地探し・設計・施工まで一貫してサポートしています。

「いい家を建てたいが、何から始めればいいかわからない」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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