
「土地バンク」は、土地や周辺情報を地図上で確認できる矢島建設工業独自のツールです。
これから土地を購入して家を建てる方にとっては、営業担当者と候補地を比較する際に役立ちます。
この記事では、土地バンクの使い方をご紹介するとともに、土地の購入前に確認したいことまで順に解説します。
このコラムで分かること
- 土地バンクは、営業担当者と土地の価格や面積、立地や学区、防災情報などを地図上で比較できるツールです。
- 希望条件に優先順位をつけて候補を絞り、気になる土地は現地で日当たりや道路状況、周辺環境を確認しましょう。
- 購入前には、希望の間取りが実現できるかを確かめ、土地代だけでなく建築費・造成費・諸費用を含む総予算で判断することが重要です。
土地バンクとは|土地・物件情報を地図上で比較できる矢島建設工業の独自ツール

土地バンクは、土地や戸建てなどの物件情報を地図上に表示できる矢島建設工業の独自ツールです。
PCやタブレット、スマートフォンで利用でき、価格や土地面積などで絞り込みながら、候補地について見比べられます。
| 機能 | できること |
| 物件検索・表示 | 土地・戸建て・マンションなどの物件情報を地図上で確認 |
| 絞り込み表示 | 価格、面積、築年数などの条件で物件を絞り込み |
| 地価公示・価格推移 | 坪単価・平米単価・前年比などの確認 地価の推移もグラフを参照可能 |
| 坪単価表示 | 町ごとの坪単価を、公示地価または市場情報をもとに確認 |
| 町名・人口・世帯数表示 | 町名・人口・世帯数の確認 |
| 用途地域 | 用途地域を地図上に表示 |
| 国勢調査データ表示 | 世帯数の推移や将来予測、高齢者世帯などの人口構成を地図上で確認 |
| 学区表示 | 小学校区・中学校区を地図上に表示 |
| 交通情報表示 | 渋滞情報や道路、バス停など、交通情報の確認 |
| バス運行情報表示 | バス停の位置や運行情報の確認 |
| 測量機能 | 指定地点からの距離や、半径1km圏内・10分圏内などを地図上で確認 |
| 公図機能 | 地番、地形、面積など、土地の区画情報の確認 |
営業担当者と画面を見ながら比較することで、物件資料を1つずつ読むだけではつかみにくい、候補地同士の位置関係も把握しやすくなるのが特徴です。
また、物件情報に加え、小・中学校区、交通情報、土地の区画情報、浸水想定、地震発生確率などを地図上で確認できるのも、スムーズな土地選びに役立つといえます。
たとえばハザードマップ機能では、次のような項目をまとめてチェックできます。
| 確認できる項目 | できること |
| 浸水想定区域と想定される水深 | 河川の氾濫時に浸水が想定されるエリアと、想定浸水深を色分けで確認 |
| 低位地帯 | 周辺より標高が低く、排水が難しいエリアを確認可能 地点ごとの最大浸水深も表示 |
| P津波浸水範囲 | 津波が到達すると想定される範囲と、最大浸水深の確認 |
| 土砂災害危険箇所 | 土砂災害の危険性がある場所を地図上で確認 カーソルを合わせると詳細情報も表示 |
| 活断層図 | 公開されている活断層の情報を、地図上で切り替えて確認 ※地域によっては公開データなし |
| 地震発生確率 | 地震の発生位置・規模・確率をもとに、その地点で想定される揺れの確率や分布を確認 |
家づくりを検討されている方にとっては、営業担当者と一緒に候補地を比較するための便利なツールです。

土地バンクの使い方|工務店との土地探しの流れ

ここからは、土地バンクを活用しながら、営業担当者と土地探しを進める流れをご紹介します。
希望エリア・土地予算・広さ・暮らしの条件を伝える
最初に、住みたいエリアや土地にかけられる予算、必要な広さを整理します。
駅からの距離や学校、駐車台数など、暮らしに関わる希望も伝えておきましょう。
ここで大切なのは、条件をすべて「絶対に譲れないもの」にしないことです。
たとえば「駅徒歩圏内は必須だが、希望する間取りと駐車スペースを確保できれば、土地の広さは調整できる」というように、優先順位をつけると候補を比較しやすくなります。
地図上で候補地を探し、立地と価格を比較する
担当者と一緒に、希望条件に合う土地を探すステップです。
土地バンクの価格や面積による絞り込み機能を使い、候補地を地図上で確認します。
複数の候補が見つかったら、価格だけでなく、駅までの経路や周辺道路との位置関係も比較します。
学区やハザード情報を重ね、候補を絞り込む
気になる土地が見つかったら、学区や災害関連情報も確認しましょう。
たとえば、価格と広さが近い2つの土地があった場合、通学先や浸水想定をあわせて見ると、どちらが暮らしやすいのか判断する材料が増えます。
土地バンクで確認できるさまざまな情報は、候補を選ぶための手がかりとして活用できます。
気になる土地を現地で確かめる
土地バンクでは多くの情報をまとめて確認できますが、画面上だけでは分からないこともあるため、営業担当者が現地調査を行います。
道路からの高低差、車の出し入れのしやすさ、隣家との距離、日当たりなどは現地で見ておきたいポイントです。
また、平日と休日、朝と夕方など時間を変えて訪れると、周辺の交通量や騒音の違いにも気づけます。
建築プランと総予算を確認して購入を判断する
最後は「土地を買えるか」だけでなく、「その土地で望む暮らしを実現できるか」を考えます。
担当者に希望する間取りや仕様を伝え、建物に加え外構なども含めた予算を検討しましょう。
土地バンクは候補地を探すのに役立ちますが、建物の設計や費用については、担当者とともに別途検討が必要です。

「眺めの良い高台に家を建てたい」「理想の家に合う土地を探したい」とお悩みの方は、矢島建設工業にお任せください。
施主様のご要望を丁寧にヒアリングしたうえで、土地探しをサポートいたします。
設計、施工、お引き渡し後のアフターサポートまでワンストップで対応いたしますので、ぜひご相談ください。
土地バンクで土地を比較するときに注意したいポイント

土地バンクで土地を比較する際には、次の5つのポイントを押さえておきましょう。
土地価格だけでなく、建物に残せる予算を見る
土地の価格が予算内でも、建物に十分な費用を充てられるとは限りません。
土地の購入には諸費用もかかり、家づくりには建物本体以外の費用も必要です。
矢島建設工業では、候補地ごとに土地・建物・外構・諸費用などの予算配分を確認し、希望する住まいを実現できるか考えご提案します。
土地だけを先に決めず、家づくり全体の予算から判断することが重要です。
面積だけでなく、希望の間取りが実現できるかを見る
同じ面積の土地でも、形や道路との接し方、高低差などによって建物の計画は変わります。
広さの数字だけで判断せず、希望する部屋数や駐車スペース、庭などをどのように配置できるか、具体的なプランで確かめることが重要です。
通勤・通学と、実際の周辺環境を見る
地図上では駅や学校まで近く見えても、坂道や交通量によって移動のしやすさは変わります。
日常的に使う道を実際に歩き、無理なく通えるか確認しましょう。
周辺の音や人通りなども、現地で確かめたいポイントです。
防災情報を確認し、必要に応じて公的資料でも調べる
土地バンクで災害関連情報を見たら、その土地について自治体が公開している資料も確認します。
たとえば横浜市では、「わいわい防災マップ(※)」で災害リスク情報や避難場所などを確認できます。
土地バンクの表示だけで安全性を断定せず、自治体からはどのようなリスクが示されているかを確かめることが欠かせません。
※横浜市トップページ>防災・救急>防災・災害>防災の地図>浸水ハザードマップ>わいわい防災マップ(外部サイト)
擁壁・造成・地盤・外構を含めた費用を確認する
高低差や擁壁のある土地では、建物以外の工事が必要になる可能性も高いです。
そのため、土地バンクで気になる土地を見つけたら、購入前に必要な調査や工事、費用について確認します。
擁壁の状態や地盤の強さによっては、補修・補強や地盤改良が必要になり、想定より費用がかかる場合も少なくありません。
造成や外構工事も含めて概算を確認し、土地代・建築費・付帯工事費・諸費用を含めた総予算で、土地の購入を判断していただきます。
〈関連ページ〉坂・傾斜地に家を建てると後悔する?メリット・デメリットや神奈川県の条例改正についても解説
〈関連ページ〉擁壁工事はどこに頼む?依頼先の違いと失敗しない選び方
私たち「矢島建設工業」は、高低差のある土地での家づくりも得意としており、擁壁工事から家づくりまでまとめて対応可能です。
こちらの事例のような傾斜地であっても、法令知識・技術・経験を活かして、最適なプランをご提案します。

〈関連ページ〉吹抜けにインダストリアルなスケルトン階段。ロフトまで全部カッコイイ家
実際にご依頼いただいたお客様からは、以下の通りうれしいお声を頂戴しております。
「なかなか希望通りの条件がそろった土地が見つからない中、クリアしなければならない課題がありながらも、『工夫をすれば、よい家ができますよ』とポジティブな提案をしてくれたのが矢島建設工業さんでした」
〈引用〉【ワークスペース】オンもオフも心地よく。住宅密集地でも明るく開放的に
1923年創業の老舗工務店として理想の家づくりをサポートしておりますので、詳細を知りたい方はこちらのページもご覧ください。
施工事例はこちらからご覧いただけます。

土地バンクについてよくある質問

最後によくある質問にお答えします。
Q1.土地バンクは、家を建てたい人が誰でも使えるツールですか?
土地バンクは、主に工務店やハウスメーカー、不動産会社が使用するツールです。
施主様向けに提供されている土地検索サービスではなく、主に導入企業の担当者が利用します。
施主様にとっては、「工務店やハウスメーカーの担当者と、候補地を比較する際に便利なツール」といえます。
Q2.土地バンクに載っている土地は必ず購入できますか?
掲載されていることだけをもって、購入できるとは判断できません。
気になる物件があれば、担当者に販売状況と取引条件を確認しましょう。
Q3.災害リスクやその土地に建てられる建物の条件は、土地バンクで判断できますか?
土地バンクでは浸水想定や用途地域など、検討に役立つ情報を表示できます。
ただし、それだけで個別の土地の安全性や建築計画の可否が確定するわけではありません。
自治体の資料や敷地の状況を実際に確認しましょう。
Q4.土地が決まっていなくても工務店に相談できますか?
土地探しの段階から相談できるか、どこまで対応してもらえるかは工務店によって異なります。
私たち「矢島建設工業」は、関東地域を主体とした事業不動産会社「コスモバンク」のグループ会社であるため、土地探しから家づくりまでまとめてサポート可能です。
まとめ
土地バンクは、物件の立地や価格、周辺情報を地図上で見比べられるツールです。
条件で絞って土地を探せるのは便利なポイントですが、気になる土地に希望の家が建てられるか、総予算に収まるかは、資料や現地を確認してから慎重に検討しましょう。
私たち「矢島建設工業」では、土地バンクを活用しながら、土地探しから家づくりまでワンストップでサポートしております。
希望するエリアや暮らし方がまだ漠然としている方も、まずはお気軽にご相談ください。

矢島建設工業では、一級建築士が土地ごとの特徴を活かした住まいを完全自由設計でご提案します。
理想を叶える土地探しからサポートいたしますので、どのような土地をお探しか、どのような家を建てたいかお気軽にご相談ください。